CFDのオーバーナイト金利
CFD取引においては、オーバーナイト金利と言う金利が発生することがあります。デイトレードやスキャルピングを行う投資家は、オーバーナイト、つまり翌日にポジションを持ち越すことがほとんどないでしょうから、オーバーナイト金利とはあまり関係がない場合もありますが、ポジションを持ったまま翌日に持ち越す場合には、オーバーナイト金利が発生することになります。
オーバーナイト金利は、売りポジションを翌日に持ち越すと利益となり、買いポジションを翌日に持ち越すと損失となります。売りポジションを翌日に持ちこすということはつまり、空売りで初期ポジションを持ち、そのポジションを翌日に持ち越して決済(買戻し)を行う場合には、オーバーナイト金利が発生することになります。また逆に、ポジションを購入し、ポジションをそのまま決済せずに翌日に持ち越した場合には、残念ながら損失が発生してしまいます。
オーバーナイト金利が発生するのは、その日一日の中で最後にクローズする市場、つまり、アメリカのニューヨーク市場がクローズする時間帯にポジションを持っていた場合にオーバーナイト金利の対象となります。ニューヨーク市場がクローズするのは、日本時間にして朝の6時もしくは7時となりますね。アメリカでは夏の間はサマータイムといって、時計を1時間早くするため、サマータイムを採用していない日本との時差は、夏と冬とでは1時間ずれる事になります。オーバーナイト金利を狙ってポジションを取る場合には、サマータイムもシッカリと念頭に入れておくことが大切です。
例えば、CMC Markets Japanでは、オーバーナイト金利は3%と設定されています。内訳を見てみると、日本銘柄に対しては日本の政策金利0.5%がかかりますし、そこにCMC Markets Japanが独自に設定しているプレミアム率が2.5%、そのトータルで3%の金利がオーバーナイト金利として適用されています。実際の金額としてはどのぐらいなのでしょうか?日本円100万円を元に取り引きをし、オーバーナイト金利が発生した場合、年間あたり3万円の利益(もしくは損失)となり、一日あたりでは83円程度のオーバーナイト金利が発生することになります。

